「やる気が続かない」、「どうして自分は何をやっても続かないのだろう」このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
その証拠に書店に立ち寄るとやる気を上げる関連の本をたくさん見かけます。
しかし、そなかな解決できないのがこの悩み。
なぜ、自分はやる気をが出ないのか、そして続かないのか、その答えをこの本は語ってくれました。
現状を変えたい
僕がそもそもこの本と出合ったのは、さすがに今のままじゃいけないなと思ったのがきっかけでした。
現状僕は、会社員をしながらFXとブログをやっていますが正直FXとブログに関しては全く上手くいっていません。
そして「今日はめんどくさいからいいや」と何もやらない日々が続いているのが現状で、会社から帰ってくると疲れたを言い訳にだらだらすごしています。
しかし本当にそれでいいのかと、FXとブログをはじめたのは何のためだったんだともう一度自分に問いかけてそこからこの本にたどり着きました。
やる気スイッチは人それぞれ違う
この本によるとやる気のスイッチは人それぞれ違うのだそう。
「自分はこの方法でやる気がアップした」という事を説明してくれる本などは沢山ありますが、実はそれはたまたまその人がそのやり方であっていただけでその方法が万人にあっている方法なのかというとどうやらそうではないらしいのです。
なので「やる気が上がる方法」というものを何度か試してみたことがあるがどれ1つ続かなかった、という人は実は全然自分を責める必要はないのです。
自分に合ったやる気の上げ方を見つけること、これこそがやる気を継続させるための第一歩なのです。
マインドセット、フォーカス、自身の有無という3つの軸
まず、自分に合ったやる気の上げ方を知るためは3つの軸、マインドセット、フォーカス、自身の有無を知る必要があると言っています。
マインドセット
人は2つのマインドセット、〚証明マインドセット〛と〚成長マインドセット〛に分かれていて簡単に説明すると、
・証明マインドセット・・人に自分の能力を見せつけて思われたい常に自分と他人を比較してしまう人
・成長マインドセット・・他人に認められなくとも自分がやると決めた事をやる比較対象が他人ではなく自分自身である人
という2つのマインドセットのどちらかに当てはまり、〚証明マインドセット〛の人は他人のを気にするあまり、失敗を恐れ新たな事に挑戦することが出来ないので、比較対象が自分自身の〚成長マインドセット〛の方がいいのだそう。
フォーカス
さらにフォーカスも同じで、こちらも〚獲得フォーカス〛と〚回避フォーカス〛2つに分けることができ、
・獲得フォーカス・・人の称賛を得ることを軸に考えて行動する人
・回避フォーカス・・人からの批判を回避する事を軸にして考えて行動する人
簡単に説明するとこのような特徴がある人たちに分けることが出来るそうで、こちらはマインドセットと違い、どちらのフォーカスもおのおのの良さがあるので変える必要はないのでその良さを生かせばいいようです。
自身の有無
自身の有無に関しては言葉の通り、自信が有るか無いか、この2つに分けることが出来ます。
ちなみに僕の3つの軸は、証明マインドセット、回避フォーカス、自信が有るという結果になりました。
自分がどのタイプかを知り、自分のスイッチを見つける
この3つの軸が分かれば次は3つの軸を使って8つにタイプに分かれていきます。
・中二病
・うざいやつ
・臆病者
・退屈な人
・やる気の空回り
・まじめな見習い
・新星
・熟練の匠
という8つに分かれていて自分がどのタイプなのか、まず知ることがやる気スイッチを見つける最初の試練となっています。
なぜ僕が自分のタイプを知ることが試練だと表現するかというと、この8つのタイプは言葉を見て分かる通り、ほとんどが良くないやつばかりです。
なので「アナタはこんなタイプの人だよ」となかなかの現実を突きつけられるので結構覚悟しておかないと心が少しやられます。
ちなみに僕の結果は退屈な人でして、その内容は実際に本を見てもらいたいので言いませんが、「確かにそういうとこあるわ」という内容でして、なんというか自分で分かっている自分の嫌なところをグサグサと人に言われている感覚でした。
こういうので心に来るところも僕が退屈な人だという特徴なのだなと思いましたが、しかし、この自分のタイプを知らない事には前には一向に進めませんので覚悟を持ってこの試練に挑んでみて下さい。
そうすることで自分がどのようにすれば自分のやる気スイッチを見つけ出せるかという事が分かってきますから。
無駄がなく、誰でも読みやすい
この本は以前紹介した『やり抜く人の9つの習慣』という本を書いた人と同じ人が書いている本になっていて、この人の書いている本の特徴なのかどうかは分からないのですが、とにかく非常に無駄がなく誰でも分かりやすいように書いて下さっていて、さらにページ数も少ないく文章量も少ないので普段活字を全く読まない人でも読みやすい本になっているなと感じます。
ちなみに今回の『やる気が上がる8つのスイッチ』も125ページと非常に薄めの本となっており、普段僕が読む単行本の本のページ数がだいたい300ページくらい、もっと多いのですと600ページくらいになるのでそう考えるとすぐにパッと読めるので誰にでも手に取りやすいのかなと思います。
やはり誰でも読み切ることが出来るというのは非常に大切なのではないかと僕は思っていて、『やり抜く人の9つの習慣』のときにも書いたのですが、いざ本を読もうと思って買ったはいいが「ページが多くて読む気が起きない」とか「文章量が多くて途中であきらめた」こんな経験ありませんか?
僕は実際そのような経験をしてのですが、そうすると「本1冊も読み切ることが出来ないのか」と自分が情けなくなり自分に失望してしまいます。
しかし逆に本1冊読み切ることが出来れば「読み切った」という達成感から自信につながり今回のテーマ「やる気」へとつながるのではないかと思っています。
それぐらい誰でも読み切れるというのは非常に重要じゃないかと個人的に思っています。
まとめ
いかがでしたか?
こんな人にオススメ
・何をやってもやる気が出ない人
・すぐに三日坊主になって長続きしない人
・自分を変えたい、現状を打破したい人
取り合えず僕の当面の目標は、〚証明マインドセット〛から〚成長マインドセット〛への移行という事がこの本と出合って分かったので、移行の仕方をしっかり読んでそれに向かって突き進んでいこうと思っています。
『やる気が上がる8つのスイッチ』と『やり抜く人の9つの習慣』この2つの本をしっかりと頭に叩き込んで今年こそはいい年にしていきたいと思っております。
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