どうも、こんにちは。
実は僕、過去に約1年間くらいニート生活を送っていまして、このブログをはじめたのもちょうどニートの頃に始めました。
そんな僕のニート時生活は職場で働く恐怖心と自分の心と向き合い続けた自分との闘いの日々の連続でした。
今回はそんな僕のニート時代のお話をしていきたいと思います。
- 僕がニートになった理由
- 仕事から解放されて楽しい日々の始まり
- 転職活動を始めてみるも恐怖心で前に進めない
- リフレッシュ旅行に出かけた
- 時が経つにつれ親ともめ始める
- 親とのずれはどんどん大きくなり焦りはじめる
- 仕事をしていない自分がみじめになってくる
- 最後に
僕がニートになった理由
まず、僕がなぜニートになったのかというとある日突然、急に仕事を全くしたくなくなってしまったんです。
もちろんそれには理由があって、僕が勤めていた会社は経営者のパワハラがひどい職場でして、その経営者は従業員の中から自分のうっぷんを晴らすために1人ターゲットを決めて徹底的にボロボロになるまで追い詰めるというやり方で攻撃をしてくるタイプの人なのですが、その矛先がちょうど僕に向いてしまったんです。
それから約1年半、ほぼ毎日のように何でもないミスや、そもそもミスともいえないようなこと、身に覚えのないことなどでいびられ怒鳴られ人格を否定され、このままだと人間が壊れてしまうんじゃないかという勢いでひどい言葉をあび続けました。
僕もどうにか怒られないようにと対処したり、ときには対抗したりといろいろ試みるも、そもそも正解のない問いに立ち向かっていますから何をしても怒られるだけで、そんな日々が続くと恐怖と怒りで自分がおかしくなってしまいそうになり、ある日突然、自分の中で何かがプッツンと切れて急に何もかもアホらしくなってしまい、一気に仕事に対する誠意がなくなってすぐに退職願を提出しました。
仕事から解放されて楽しい日々の始まり
よく聞く話だとは思いますが、やはりニートになりたての頃は、「もう仕事に行かなくてもいいんだ」という解放感で心が幸せな気持ちで満たされて楽しくて仕方ありませんでした。
もう会社に行って怒られることもなく、誰にも、何にも縛られない。
自分の為の時間もたっぷりあるし何でもできる、いくら寝ても関係ない。
正直こんな日々がずっと続けばいいのになぁ、仕事なんてもうしたくないなというのがその当時の本音でした。
転職活動を始めてみるも恐怖心で前に進めない
仕事がしたくないと思っていてもお金がないと生活は出来ないので、仕事は探さなければいけないという気持ちはきちんとありました。
しかし、仕事を辞めてからの僕は会社という組織に行って仕事をすることがどうやらトラウマになってしまい「また同じようにイジメられるんじゃないだろうか」という言葉が頭の中をよぎり、当時の出来事がフラッシュバックしてきてどうしても前進できずにいました。
前の職場で受けた仕打ちがここまで自分にダメージを残していたのかと一体どうすればいいんだとかなり悩み、「取り合えずリフレッシュが必要なんじゃないか」という答えに行きついた僕はこの長い長期休暇を使って前の職場の事を出来るだけ忘れる為に転職活動を一旦やめてリフレッシュ期間を設けました。
リフレッシュ旅行に出かけた
実は僕が仕事を辞めたのと同時に友達も仕事を辞めていたので取り合えず一緒に旅行に出かけることとなりました。
ただ仕事を辞めてから旅行に行くのはあまり良くない、典型的な転職活動中の失敗例だ、という事を聞いたことがあったので、正直「本当に旅行に行ってもいいのかな?」という心配はありました。
そんな心配を抱えながらの旅行でしたが、結果的に旅行に出かけたのは正解でした。
正確には旅行というより誰かといるという事がこの当時の僕にとってはすごく心強かったんだと思います。
当時は1人でいると余計なことがつい頭をよぎってしまっていた時でしたので、誰かといる事で余計な事を考える時間をあたえないようにできていたので、そのおかげで少し元気になれた時間でした。
時が経つにつれ親ともめ始める
僕はニート時代は、親には今の自分の事情や心境を話し多少でも迷惑はかけたくないと月々のお金だけは納めて実家に住まわしてもらっていました。
親もはじめの頃は、理解してくれているようで何も言わずにそっとしていてくれましたが、時が経つにつれ全く転職活動をしようとせず、はたから見ればただ遊びんでいるだけにしか見えない我が子を見て、少しづつもめ始めるようになってしまいました。
しかし、このころの僕はまだまだ仕事というものに対する恐怖心が強く、今の心境や状況を話すものの少しづつ親とずれが生じ始めてきてしまっていました。
親とのずれはどんどん大きくなり焦りはじめる
時間が経つにつれ、親とのずれはどんどん大きくなり家いても心は休まらないので外に出かける頻度がだんだん多くなってきてしまっていました。
仕事を辞めたばかりの時とは違い、だんだんと仕事をしたいなという気持ちにはなって来ていましたが、どうしても働いている自分を想像すると昔の出来事がフラッシュバックしてきてしまい会社への恐怖はまだぬぐい切れてはいませんでした。
ただ少しづづ回復していっているなという実感はありました。
以前は求人を見るだけでも気分が落ち込んで病んでしまっていたのが求人を普通に見ることが出来るようになるまでには回復していました。
仕事をしていない自分がみじめになってくる
ニート生活が長く続くと、だんだんと外に出かけたり、周りに知らない人がいる環境にいると「堂々とできなくなってきてるな自分」という事に気が付きます。
だんだんと仕事をしていない自分が恥ずかしくなってきてしまい遊びに出かけても心の底から楽しめない、周りの人と自分をどうしても比べてしまい、今の自分には家にも外にもどこにも居場所がない「何をやってるんだろう自分は」思いはじめるようになってきてしまいました。
リフレッシュために遊びに出かけているのにこのままではリフレッシュどころではなくむしろ逆効果になりはじめていました。
すると仕事に対する恐怖心よりも今仕事をしていない自分に対してのみじめさの方がそれを上回りこの出来事をきっかけに本格的に転職活動をはじめる事ができ、何とか今は再就職する事が出来ていると状況です。
最後に
正直今でも前の会社に対しての恐怖心は完全には消えていません。
前の会社の近くやその時に一緒に働いていた従業員なんかを見かけると心臓の鼓動が一気に早くなってしまいますので未だにかなりのストレスなのだろうとは思います。
しかしこの経験のおかげで、ここまでひどくなるまでには必ず逃げるという大切さを学ぶことが出来ましたし、1度すごくひどい会社に滞在することができたからこそ今勤めている会社が天国のように感じ楽しい日々をおくれているのではないかなと思いますので悪いことばかりではないのかなと前向きにとらえています。
それになんだかんだでこのニート生活も経験していてよかったのではないかと思っていて、いろんな人からお話を聞いて自分の知っている世界は本当に小さな世界でしかないんだという事にも気づきましたし、意外と会社は沢山あるという事にも気づかせてもらいましたし、お金を稼ぐ方法は沢山あるんだという事も学びました。
このニート時代を経験した僕は人間として少しは成長出来たのではないかと自分では思います。
ただ、もう2度と今回のようなニートの生活には戻りたくはないので学んだことをしっかりと生かせるように頑張りたいと思います。
今回は長々と僕の話に付き合ってくれてありがとうございました。
それじゃあ
また!!