「好きなことをお金にしたい」そう考える方は多いでしょう。
毎日イヤイヤする仕事よりは、好きなことを仕事にした方が楽しそうですよね。
そんな今回は『「好き」を「お金」に変える心理学』というメンタリストで有名なDaiGoさんの書いた本になります。
好きなことをお金にしたい、そう思っている人にはピッタリな本になっていると思います。
この本で得れること
・お金とうまく付き合う方法
・好きなことの見つけ方
・好きなことをお金に変える方法
幸せの容量を知る
僕がこの本に心を奪われたのはタイトルもそうですが、序章が非常に面白く心に刺さりました。
序章では「お金」と「幸せ」のバランス、要するに自分の幸せに必要なお金の量がありますよ、というお話が書いてあります。
皆さんは自分の幸せに必要なお金の量なんて考えたことありますか?
もちろん僕は全く考えたこと無かったですし、むしろお金はあればあるだけ幸せだなんて思っていました。
お金がたくさんあれば何でもできる、そう思っていましたが一体それはどのくらいのお金が必要なのかなんて考えたことありませんでした。
確かにお金持ちがお金にとらわれて落ちぶれてしまうという話はよく聞く話です。
自分の幸せに必要なお金の量がある。
これは僕にとって新しい気付きになりました。
全4章の「好き」を「お金」変える心理学
この本が全4章の項目の分けられ順を追って説明してくれている本になっています。
第1章 お金を遠ざける3つの誤解
第2章 「好きなこと」を見出す
第3章 「好きなこと」をマネタイズさせる5つのポイント
第4章 さらなる稼ぎを生み出す7つのルール
という様になっています。
お金を遠ざける3つの誤解
この章では、お金の使い方について教えてくれているお話になっています。
この本にも書いていましたが、日本人はお金の勉強をしないまま社会に突然放り出されます。
なので正しいお金の知識が大人になあっても無いし周りの大人たちもありません。
なので間違った知識が充満しているしそれが常識になってしまっていたんだなと実感しました。
何にお金を使うかどのようにお金を使うか、しっかりお金の使い方を考える事を学ばしてもらいました。
「好きなこと」を見出す
この章はこの本で1番重要な章だなと思います。
この本のタイトル「好き」を「お金」に変える、の「好き」を見つけるという非常に重要な部分を説明してくれている章になっています。
まずこの本では「好き」を見つけなければ話になりません。
しかしこの「好き」を見つけるのって非常に難しく大変な事ではないですか?
しかも「ただの好きではなく人生賭けてやりたいくらい好きなこと」でないといけないんです。
そんなのなかなか無いですよね。
ただ、安心してください。
うれしいことに自分の好きなことが分からなくても「好きなことが分かる9つの質問」というものが用意されているのでそこに今自分が行っている事を当てはめてみると好きか嫌いか分かるようになっています。
僕の場合、会社員の仕事、ブログ、投資と今やっている事をすべて当てはめてみた所、3つともこれから好きになる可能性があるものという事が判明しましたのでこれから磨いていこうと思っています。
「好きなこと」をマネタイズさせる5つのポイント
この章ではとうとう「好き」を「お金」に変えるというお話に入っていきます。
ここではどのような事をすれば「好き」を「お金」に結びつけることが出来るのか心理学と結びつけながら詳しく説明してくれています。
詳しい内容は実際に読んだ方が分かりやすいと思うので避けますが、なぜこのような行動をすれば良いのかを心理学を混ぜながら詳しく説明してくれているので、非常に納得出来るような内容ばかりでした。
さらなる稼ぎを生み出す7つのルール
この章では、「好きなこと」で「お金」を稼ぐことが出来たその「お金」をさらに「好きなこと」に使う事で、さらなるお金を生み出す『無限ループ』の方法について解説してくれています。
「好き」を「お金」に出来たのならば、それで終わりではなくそれを永遠に続けていかなければ意味がありません。
しかし、それの邪魔するやっかいなものが存在しているのです。
なのでその邪魔なやっかいものの対処法や、さらにもっと「好き」を「お金」に変えて「お金」という存在を意識しない、「お金」に振り回されない人生になる為のステップを教えてくれています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「好きなこと」をするにもやっぱりお金がかかりますから、その「好きなこと」が「お金」に変わってくれたらこんないいことありませんよね。
あとDaIgoさんの本は何冊か読ましていただいているのですが、毎回思うのが非常に文章が難しくないので分かりやすいし、すべての事に理由と根拠があるので納得しやすく頭にスッと入ってきやすいなと思います。
なので「お金」の本て難しそうだなと思っている人でも、すごく入ってきやすい本ではないかと思います。