※2020-12-8更新
自分の選択にいつも疑問を感じたり、選択した結果に後悔したりしていませんか?
特にお仕事なんかをしていると、毎日のように選択をしなければいけない場面が訪れると思います。
そんな時に毎回後悔をしていては大変ではないです。
そこで今回はメンタリストで有名なDaiGoさんの著書『超選択術』という本を紹介したいと思います。
この本で得られること
・自分が選択をするときの癖
・後悔しない選択をするための考え方
・後悔しない選択をするための実践的なトレーニング
正しい選択はない
この本では、『みんな正しい選択をしようと模索しているが未来が分からないのに正しい選択というものはない、だから正しい選択をするよりも後悔しない選択をするのがベストだよ。』というような内容になっています。
確かに正しい選択をするというのは難しいですよね。
それに正しいの基準は人それぞれ違います。
同じ人間なんてこの世に存在しない訳ですから正しい基準は人の数だけ存在するという事です。
やはり後悔しない選択をするというのがベストというのは納得がいくような気がします。
自分の選択スタイルを知る
選択には多くの人が必ず当てはまるスタイル、癖みたいなものがあるようでそれをテスト方式で自分がどのタイプなのか認識できるような仕掛けになっています。
このスタイル診断では自分のスタイルを知ることで効率的に選択する力を伸ばすという意図があるのでとても重要になってきます。
ちなみに僕の場合は、〘合理的タイプ・サティスファザー〙というタイプでした。
このタイプは合理的に選択するという本書的にはゴールみたいなものでしたので、まさか自分が超選択術をすでに会得しているとは驚きでした。
しかしゴールだとしても非常にためになる内容の本でしたのでそのまま最後まで読ませてもらいました。
後悔しないため準備、大切な6つの事
後悔しない準備という事で大切な6つの事を教えてくれます。
1.人は衝動に抗えない生き物と心に刻む
2.知識よりも経験よりもアンケートの母数を重視
3.自分の時間感覚を信用しない
4.第3者の目を意識する
5.未来の自分を想像してみる
6.プランやコストを明確化する
この6つの事を脳の構造や人間の弱さについてなど論文を用いて、メンタリストDaiGoさんならではの切り口で分かりやすく説明してくれています。
特に「衝動に抗えない生き物と心に刻む」というのは以前書いた下の記事に僕も書いたのですが、非常に共感できるところでした。
【一緒に読んでほしい】
www.sinkun-higawari.com
他にも「第3者の目を意識する」 、第3者というのは他人の目ということです。
これは1人だとサボりがちだけど誰かに見られていると真面目に働いてしまう、他人の目があると認知能力が上がるという事になります。
確かにこれは聞いたことがあって、僕は芸人ラジオが好きで毎日聞いているのですが、その時に芸人さんが「家でネタ書いたりするより、カフェに行ったりファミレスに行ったりしてネタを書いた方が作業が進む」という話をしているのを聞いたことがあります。
このように他人も目を意識することで認知能力が上がり、怠けるという後悔しやすい選択を避け、まじめに取り組むという後悔しない選択を取りやすくなるのだなと感じました。
後悔しない選択をするためのトレーニング
後悔しない選択をするためには
・感情を操る
・「1日再構成法」で幸福な選択を見極める
・トーナメント方式で脳の負担を減らす
・あえて空腹にすることで選択力を上げる
・コアバリューノートで何が大事かを把握する
という5つのトレーニングが必要で、実際にDaiGoさんが行っている例題を紹介しながら分かりやすく説明してくれています。
この5つのトレーニングに共通するのが、自分の感情の動きに注目して不安やストレスを上手くコントロールするためのものになっています。
不安やストレスというのは物事を冷静に選択するためには非常にじゃまな存在ですよね。
不安やストレスの圧力というのは人に冷静さを欠落させ感情的な行動を取ってしまいがちになる事の方が多い気がします。
後悔しない選択をするためには合理的考え選択しなければならないので感情というものは非常に邪魔な存在になると思います。
なのでこのトレーニングは選択力を磨くためにとても重要な内容ではないかと思います。
まとめ
改めてこの本で得られることをもう一度紹介します。
・自分が選択をするときの癖
・後悔しない選択をするための考え方
・後悔しない選択をするための実践的なトレーニング
後悔しやすい人には非常にオススメの本になっていますので是非ご覧ください。