皆さんこんにちは。
いきなりですが、皆さんはピーマン好きですか?
ピーマンというと少し苦みがあるので好き嫌いが分かれる食べ物の代表的なものかなと思います。(ちなみに僕は大好きです。)
そんなピーマンですが夏が旬の食べ物で、なんとなく栄養が豊富というのは知っていると思うですが、詳しい栄養効果までは知らないですよね。
さらに、ピーマンは苦いというイメージもあると思いますが、実は苦くないピーマンの見分け方なんかもあるんですよ。
今回は、その辺のお話を分かりやすく解説していきたいと思います。
ピーマンで夏のストレスと疲労を回復
当たり前ですが夏ってとても暑いですよね。
人は暑い所にいるだけでストレスを感じてしまう生き物で、暑さというものは人にとって非常にやっかいなものなんですよ。
さらに人はストレスを感じ続けると自然と疲労感がたまってしまいます。
例えば、炎天下の中あまり動いてないのになんか疲れたなぁ~みたいな経験皆さんもありませんか?
それこそが夏特有の暑さからくるストレスが原因の疲労感というものなんです。
そこで、こんな暑い夏にこそ食べてもらい食べ物こそピーマンなんですね。
ピーマンにはストレスを軽減してくれて、さらに疲労回復もしてくれる成分ビタミンCが豊富に含まれているんですよ。
どのくらい豊富に含まれているのかというと、トマトの約4倍、レモンの約2倍のビタミンCが含まれているんです。
ビタミンCといえばレモン!というイメージのあるレモンよりも多いんです。
ちなみにピーマンは同じ夏野菜で万能野菜とも言われているトマトの約4倍ものビタミンCがあるのですが、トマトもまたピーマンとは違った形で我々を暑い夏から守ってくれる野菜ですので詳しくは下の記事をご覧ください。
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ピーマンは、なんでそんなに苦いの?
ピーマンが苦手な方の多くは「あの苦みがどうしても美味しくないんだよね」というように、あの独特な苦みが苦手な方が多いと思います。
まあ好きな人からすれば「何を言ってるんだ!あの苦みがいいんじゃないか」て感じだと思いますけど、やっぱり嫌なものは嫌ですよね。
それでは、どうしてピーマンは苦いのか?
実はあの苦みの正体は、「毒」なんです。
「毒」聞くと、それって食べても大丈夫なの?と思うかもしれませんが、人には害がないので安心してください。
ピーマンはナス科の野菜になるのですが、ナス科の野菜にはアルカロイドという天然の毒が含まれています。
しかしピーマンに含まれるアルカロイドの量は少ないので先ほども言ったように人間が食べる分には特に問題がないみたいですから安心してください。
苦くないピーマンの見分け方! 苦くしない方法!
この記事の冒頭でもお話した通り、ピーマンには苦くないピーマン、そう甘いピーマンが存在します。(決してパプリカではありませんよ)
皆さんもピーマン食べた時に「あれ、このピーマン苦くないなぁ」なんて思ったことありませんか?
実は、その甘いピーマンを見分ける方法、さらに切り方でも苦みが変わってくるんですよ。
ヘタを見るべし
ヘタの部分を見れば一発で甘いピーマンかどうか見分けることが出来るんですよ。
スーパーに売っているピーマンのヘタを見てみると五角形と六角形どちらかになっているんですけど、六角形になっている方が甘いピーマンなんですよね。
しかし、なぜ六角形の方が甘いのか?
それは、ピーマンはまず花を咲かしてから実を実らせるんですけど、実が実るときに花は枯れてします。
その枯れた花びらの枚数をピーマンのヘタが表していて、基本的には花びらは5枚だそうなのですが、まれに栄養をたくさん吸収して花びらが6枚になる事があるそうなんですね。
なのでヘタが六角形のピーマンは栄養が豊富で、さらに甘いピーマンになるんですよ。
これからピーマンを買う時はヘタの部分に注目して購入してみて下さいね。
繊維に沿って切る
ピーマンの繊維は縦になっているんですよ。
繊維にはピーマンの独特な香りと苦みが含まれているので、繊維に逆らって横に切ってしまうと苦みがましてしまうんですよね。
なので苦みを抑えたい方は繊維に沿って縦に切ると苦みを抑えられますよ。
ちなみに切り方で触感も変わって、苦くても大丈夫な方は横に切ると繊維を破壊する訳ですから柔らかい触感になりますよ。
種とワタはしっかり取る
ピーマンの種とワタにはピラジンという成分が多く含まれているんですよ。
このピラジンはクエルシトリンというピーマンの成分と一緒になることで苦みを出してしまうんです。
なのでそのピラジンを多く含む種とワタをしっかり取り除けば苦みが抑えられるという訳なんです。
意外と知らない!種とワタには栄養が豊富
ついさっきピーマンの種とワタ捨てろと言っておきながらこんな事を聞くのもなんですが、もしかして皆さんはピーマンの種とワタを捨ててしまってませんか?
それ実は栄養的には、かなりもったいないんですよ。
もちろん先ほどもお話しした通り苦いのが苦手な方は取り除いた方がいいと思います。
でも特に苦みが気にならない方はすごくもったいないことなんです。
ピーマンの種とワタにはピラジンという成分が多く含まれているというお話をしました。
このピラジンは苦みのもとになるので悪い印象になってしまってると思いますが、実はスゴく体にいい物なんですね。
実はピラジンには、血液をサラサラにしてくれるという効果があって、脳梗塞や心筋梗塞の防止になるんです。
さらに血液がサラサラになるという事は血行が良くなる訳ですから、冷え性の改善にもなるので冷え性の方にはオススメです。
さらに、このピラジンは薄毛予防にも期待できるみたいなんですよ。
血行が良くなるという事は、頭皮の結構も良くなりますからそのおかげで髪が伸びてくれるという訳です。
薄毛を気にしている方や将来薄毛になるかも、なんて気にしている方にもとてもいい味方になってくれるので、ワタと種は取らずに食べた方がいいんです。(僕もいっぱい食べます。)
最後に
ピーマンの事について簡単にまとめてみましたがいかがでしたか?
- ピーマンはストレス解消、疲労回復にうってつけの食材
- 苦いのは人間には害はないが「毒」があるから
- 甘いピーマンの見分け方はヘタを見るべし
- 繊維に沿って切ると苦みが抑えられる
- 種とワタはしっかり取らないと苦い
- 苦いのが気にならない人は種とワタは栄養価が高いので食べた方がいい
というお話をしてきました。
体に良く、美味しいピーマンですからしっかり食べて健康にこの暑い夏を一緒に乗り切りましょう。
それじゃあ
また!!